
それは、5年前に突然やってきた。

お前、時間あるやろ?
祭りの鉾差しに入れといたから、〇時に練習があるから来てね。

いや、むりむりむりむり。
僕、もう40歳超えてますやん。
そんなん、できませんよ。

いや、簡単やし来て練習したら大丈夫や。

はーそしたら、とりあえず行きますけど、
あかんと思ったら、辞めますよ。
練習当日
有名なお豆腐屋さんに大の大人が20時に集合する。もちろん動ける服装とタオルを持って。
そして、近くの神社に移動し練習が始まる。ちなみに鉾とは・・・
鉾



これは、我々の町内が持つ「龍鉾」です。
龍が金で飾られており、祭りの前日に組みあげます。
金色の所は、指紋がつかないようにひたすら磨きます。
鉾には棒(柄)がついており、それで持ち上げます。
重量は合わせると約40kgと言われています。ちなみに5本揃うと。


お祭りの時は、鉾が先導し後ろをお神輿が通ります。
午前~午後16時位まで休憩を挟みながら、巡航します。
足腰、腕がパンパンになるんやわ。
さて、そんな祭りもコロナで3年連続中止となった、3年目。

練習だけしとこうか。感覚忘れたらあかんし。

な~に~
もう僕、引退ちゃうん。
練習に戻る

練習は練習用の鉾を組み、足場を組んで倒れてもいいようにクッション材を巻いてあります。
そう言えば、親戚のお兄さんは、いつから持ってはるんですか?

俺?高校2年位やったかなぁ・・・

へ?勤続30年のベテランですやん。
この鉾、持つと非常に重い。そら、40kgを持ち上げるんですから。
倒れた時には、全員で支えないとえらい事になります。
昔、人に当たって亡くなった人がいるとか、いないとか・・・
とにかく練習はというと。



2週間前から練習をし出して、本番にむかいます。
まず、持って歩くだけに3年程かかります。なかなか中心のバランスをとらえられません。
中心がとれないと、鉾はふれません。大の大人達が、
もっと腕をひきつけて!
もっと腰を振って!
こうした方がええで。とか真剣に教えてくれます。
でも、できひんのんよ。そして、2週間ぶっ通しで練習するから本番前に体が
ボロボロになります。要フェイタスです。
僕が思うに、1カ月前位から休みいれながら練習したらええんちゃうん・・・と思うが、
そこは社会人。祭りにそんなダラダラ時間はとれないという意見もある。
きっと2週間がベストで、持てない人は自主的に頑張ればいいんだろう。
本題、これがなぜ不動産管理に繋がるのか

地元に不動産をお持ちなら、親戚やご近所さんから、アパートの空きある?
うちのお客さんで、駐車場を探していて空きがある?
と結構、声をかけて貰えます。だから、ご近所さんを大切にし、ご先祖様を大切にし、
寺社仏閣・神事を大切にすべきだと僕は思う。
鉾は奥が深いまだまだ探求心が芽生えて、やり出したら
しんどいけど楽しいんだなぁ。みなさまも大切に。。
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