
これは、レアな曲を発見。
まだiphoneとか出ていない時代、いわゆるガラケー携帯時代。2002年ぐらいかなぁ。
B社というゲーム会社で、僕はサウンドクリエイターとして働いていた時の制作した曲です。
以前にもブログで書いたけど、レコーディングエンジニアの道が険しく、
たまたま応募のあったB社に履歴書を送った所、着信メロディ制作のお仕事があるとの事で、
たまたま見習いとして採用となったんやわ。

給料は?

そうレコーディングスタジオのブラックなんと違って、見習い分は出ました。
今思えば、レコスタの3カ月の給料なしはマジでしんどかった。
激務の上、夜中じゅう働いても次の日は10時に事務所行って、電話番や雑務。
当時のマネージャーが、「これやっといて!」って雑務が雨あられと丸投げでふってくんねん。
最初は、渋谷行って〇〇買ってきて!とか〇〇ってなんやねん?って、まず〇〇を調べて・・・でも、あれはマネージャーがこいつに難題をふっかけたら、超えてちゃんとできるか?
って言うのを計ってはったんやろなぁ。そう言えば、最後ん時・・・

お前、絶対考え方とか曲げずにそのまま生きろよ!

すいません。僕は丸くなってしまいました。
色々、出る杭は・・・って感じで叩かれて、当時のような勢いも、情熱もありません。
できれば、争いたくないし、長い物には巻かれたい。
あっ、話がズレてきた。レコスタの話はまた今度・・・
B社でしたね。
B社では、ゲーム事業とモバイル事業というのがあって、僕はモバイル事業の着信メロディ
を制作していました。この会社の収入は、ほぼモバイル事業。各キャリアから月額300円
取り放題みたいな課金サイトを立ち上げ、ユーザー様から毎月チャリンと頂く事業。
1万人のユーザーがいれば、月300万円、年間3600万円の収入になります。
そんなサイトをいっぱい立ち上げて売り上げを伸ばすみたいな連続。
毎日毎日、着信メロディを工場みたいに制作し、帰るみたいな生活が続く中、
たまに、ゲームアプリを立ち上げるからと、BGMと効果音制作が入ってくる。

今度、ムーミン谷の仲間たちで、ゲームアプリを制作しているのですが、曲をお願いします。

と依頼が来たので、喜んでと。制作した曲がこれです。
確か、丸太の上でムーミンが木から落ちてくるリンゴを集めて持っている
カゴに入れていくゲームで、一定時間過ぎると丸太が折れて落ちてしまうのを
よけるゲームだった気がします。だから、最初は陽気な感じの曲調で、
途中で不安を煽るようなBGMです。良ければ聞いて下さい。
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