京女(きょうおんな)は恐い。

K松家の人々
髭

京都の人間って裏表があって、何考えているのか解らへんから嫌いや!って

よく他の関西人に言われる。僕は否定しいひんけど、割とストレートにしゃべる方。

逆に、ストレート過ぎて周りに止められる事も多いほど。比較的、男性はマシな気はする。

でも、女性は特に生粋の京都育ちの年配はかなり恐い。ほら、この方とか・・・

トミコ
トミコ

私の事を言うてはりますのん。

髭

そう、K松家の長女というお嬢様で育てられた方は、自分の考えが全て。

一度、こう思ったら死ぬまで曲げへん。何か、不快な事があると他人の迷惑を一切考えない。

どかどか入り込んで、自分の主張をつらぬく。しかも、かなりしつこい。

今までの人生で、ここまで凄い女性にはあった事あらへん。

これを、仕事に活かしたら・・・と僕は思う。

何が言いたいかというと、こういう京女(きょうおんな)は関わってはいけません。

髭

よく聞くお話で、ぶぶ漬け(茶漬け)が出たら、帰れ!を意味するから気をつけて、

って言う話を聞くけど今の時代、ぶぶ漬けなんて出まへん。僕は京都で出された事ありません。

それは、きっともう少し前の御所の周りや、祇園とかのお茶屋界隈のお話しやと思う。

でも、京都に来てもしぶぶ漬け(茶漬け)が出されたら、一応気をつけて帰るようにしましょう。それよりも、恐いんは・・・

髭

①また、おこしやす。

②おきばりやす。

の二つです。実は、僕の他界した祖母は、祇園でお茶屋を営んでいて・・・

ひさいち
ひさいち

俺の母親やろ。

凄い人やったやろ

髭

出てこんでええって。

そう、悪童ひさいちを女手一つで甘やかし育てあげた祖母。

生粋の京女(きょうおんな)、僕には優しかったが、祇園では恐いもん知らずの祖母。

祇園界隈でも、有名で一目置かれていたという本を一回読んだ記憶あり。

この祖母が、よく使っていた言葉が①②やわ。

これは、両方表と裏があるから気をつけて下さい。

①また、おこしやす。

髭

京都のお店でよく使われる言葉やねんけど、これはお店で言われる時は

100%また来て下さい。でも、それ以外で言われる時は注意が必要。

これは、単なる挨拶。さようならと受け止めて下さい。

また、おこしやすって言われたからと言って行かないようにしましょう。

頃合いを見て、お誘いを受けるまで待つのがベターです。

②おきばりやす。

髭

これは、かなり判断が難しい言葉です。

舞妓さんや、親身になって聞いてくれている人は、純粋に頑張って下さい。

という意味なんですが、もう一つは失敗して損すればいいのに、という妬み僻みみたいな

意味もあります。だから、自慢げに事業の話をしている時とかに、せいぜいおきばりやす。

とせいぜいが前に付くと、失敗して笑わせてくれの意味です。

裏表は確かにあるから、ややこしいよね。そうそう、祇園のお茶屋はというと、ひさいちが、

継いで10年程、料亭のような事してたんやけど、そら無理やわな。どうなったんやったけ?

ひさいち
ひさいち

はい、売却

今は「ステーキのゆたか」になりました。

髭

僕も手伝ってたけど・・・そら素人は無理やで。

脱サラしてやれる業態とちゃうわ。

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