
2022年一発目の裁判は、債務の裁判でした。
往復2時間かけて、交通費使って裁判所着いたら、トミコから和解案を示す予定だったのに、和解案無し・・・おいおい、1カ月半も猶予あったんやで。当日出してくるかな?と淡い期待をしたが、完全に舐めくさっとる、時間と金の無駄使い。

なんで、私が払わなあかんの。あんたの債務やろ。私はビタ一文払わんからな。

はぁ?あんたプラスの財産、不動産をいっぱい相続したやんか。債務がいらんかったら、プラスの財産をとらんかったらよかったんちゃう。プラスの財産だけとって、マイナスいらんって。そんなん、みんな言いたいけど一般常識でしょう。そう言えば、収入の裁判でも収入は欲しいけど、経費はいらんって裁判してきてるけど、どういう神経しとんねん。そのプラスを産みだすのは、マイナスのおかげなんやで。

いらんもんは、いらん。

債務に関して争いがあるが今回和解という事で、遺産分割した割合か法定相続かで正直悩んでいて、トミコさんが譲歩できる法定相続分で和解を作成する話で、1カ月待ったのですが金銭的に有利になると思うのですが、和解案を書けなかったという事はどうしてですか?

あの債務は、マンションを建てた時の費用やからマンションを取得した人が払うべきなので、私は払いません。法定相続分すら嫌や。

では、ここで争点を説明します。例えば、K松家には
A、土地1億円
B、駐車場5千万円
C、マンション2億円(建設に1億円(債務1億円))
の財産があったとします。
そして、遺産分割を僕とトミコが1/2づつ割合分割しゼブラが放棄する事になったとします。
僕の主張は、
A(1億円)+B(5千万円)+C(2億円ー1億円=1億円)=2億5千万円
2億5千万円÷2=1億2500万円
答え(1億2500万円 づつ僕とトミコが相続する。)

ちゃうわ。遺産相続の紛争にて、調停(家庭裁判所)の判決を受ける時には債務を含めるという合意が無い場合、積極財産のみしか取り扱わない。よって、
A(1億円)+B(5千万円)+C(2億円)=3億5千万円
3億5千万円÷2=1億7500万円
答え(1億7500万円 づつ僕とトミコが相続する。)
債務は、マンションを建設した費用だから、マンションを取得する人が債務 (1億円) を継承する。

いや、トミコよ。その理屈だと、マンションを取得する人は、7500万円しか相続できひん訳で、マンションを取得しない人は1億7500万円やと不公平過ぎて誰もマンションを取得しないやん。僕の弁護士が民法899条、各共同相続人は、その相続分に応じて被相続人の権利義務を承継するとあるから、僕の主張が法的根拠があるんとちゃう。

確かに、法的根拠は解りますが今の時点では、私は被相続人が亡くなるまでは
分割承継で亡くなってからの債務は法定相続に準ずるという考え方も無くはないと思っています。

ちょっと待って、
そしたら、相続人が僕、トミコ、ゼブラの場合債務はどうなるん?
1億を3等分(法定相続)したら、3,333万円づつ承継するって事?
そしたら、ゼブラはプラスの財産は放棄したのに 3,333万円 の債務を承継するって事?
不公平極まりない。僕の弁護士が最高裁の判決例を示しましたよね?そしたら、
トミコみたいに債務なんて知らんってゴネたもんが得するって事?
意味解らん。仮にそうなったら、みんな債務なんて認めず、相続分割して債務は全部
裁判で決すって事になったら、裁判めちゃめちゃ増えるで。
まぁ、ええわ。法律が変わるような判決が出るんやったら逆に楽しみやわ。
根拠をしっかり書いて下さいね。僕は高裁で妥当な判決を待つわ。
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